事故物件の原状回復

事故物件の原状回復

投稿日:2017年11月5日 更新日:

住んでいたアパートやマンションで、身内が孤独死をしてしまい、事故物件となった場合でも、通常の退去と同様に、原状回復をすることになります。

1.清掃

原状回復の基本は清掃です。ただし事故物件の場合、通常のハウスクリーニングでは対応しきれない臭いや、遺体から発生した害虫などの駆除も行う「特殊清掃」が採用されることが多くなります。

特殊清掃では、オゾン脱臭機などを使用した「消臭」や、ゴキブリやハエなどの駆除の他、体液の染み付いた壁紙や床の貼り替えが実施されます。状態によっては、壁紙の下の石膏ボードや床下の部材などの交換をすることもあります。

2.遺品整理

原状回復では、故人の所有物を残していくことはできません。そのため、不用品と遺族への形見の品をきちんと分類する「遺品整理」が行われます。遺品整理は遺族が担当することもありますが、遺品整理の専門業者に依頼するパターンもあります。

事故物件となった現場の場合、特殊清掃の専門業者がある程度片付けて、部屋に入れる状態にしてから、遺品整理を行うことがあります。衛生面のリスクを最小限に抑えるためです。

3.リフォーム

通常の現状回復では、清掃と同時に、壁紙やカーペットなどの床材の貼り替えなどのリフォームが行われることもあります。

事故物件の原状回復の場合、特殊清掃の時点で遺体からの体液による汚れに対する簡易的なリフォーム工事で対応していることがほとんどのため、改めてリフォーム工事をすることは滅多にありません。

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