ウサギアイナメ

襟裳/黄金道路の投げ釣りワールド

太平洋の襟裳や黄金道路の釣り場は、

①道央圏から遠い
②釣れる魚の種類が少ない
③干満の差が激しく、潮の動きを理解していないと危険な釣り場である。
④トンネルや覆道が多く、釣り場の近くに車を停められない。

などの理由から、独特な雰囲気を醸し出す場所で、プライベート釣行組は日本海や日高沿岸などに比べ極端に少ない場所です。しかし、魚の大きさや重量を競う北海道の釣り会では、6月~10月頃まではMONSTER級の魚を求めて、釣りバスに乗って毎週の様に大会が開催されるのです。
その釣り会で最も重要視される魚がウサギアイナメカジカなのですが、北海道では何処でも釣れるカジカに対し、ウサギアイナメは襟裳から道東にかけての太平洋側にしか生息しておらず、釣り人にもあまり知られていない魚なのです。
しかし、その釣味を一度味わうと病み付きとなり、バカの一つ覚えでMONSTERを求めて通ってしまうのです。

ウサギアイナメとは?

では一体、ウサギアイナメとはどんな魚なのか?北海道のみならず、全国区に知れ渡るようにご紹介しましょう。

ウサギアイナメはオスとメスの見分け方が簡単

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こいつらがウサギアイナメのオス。普段から赤っぽい色をしているのですが、メス同様に、産卵期が近づくと赤黒い色となります。
写真のウサギはH21.10.04にえりも町庶野で釣った魚で、既に婚姻色に染まっています。
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こいつがウサギアイナメのメス。
普段は緑っぽい色をしていますが、産卵期にはもう少し黄色が強くなります。
これは、上の写真と同じ日に船で釣れたウサギです。丸々と太っており、2本とも50UPで、岸から釣っていれば間違い無くMONSTERですが、なんせ船なもんで(笑)
しかし、この日は60UPも釣れており、魚の岸寄りを的確に掴めば、夢の60UPも現実の物となりそうです。

こんな特徴を持った魚です ⇒ 出典;WEB魚図鑑

種名
ウサギアイナメ
綱名
硬骨魚綱
目名
カサゴ目
科名
アイナメ科
属名
アイナメ属
分布
北海道。~日本海北部、オホーツク海、ベーリング海。浅海から、やや深めの岩礁域にすむ。
形態・特徴:
全長 80cm近くになる大型種。尾鰭の端は円い。また、側線は5本あり、第4側線は長く臀鰭基部をはるかに超える。背鰭は中央付近に目立つ欠刻があり、棘条部と軟条部で分かれる。側線有孔鱗数は97~112枚であることなどで日本産アイナメ科魚類の他種と区別できる。体色は褐色から赤までと幅広いが、赤味がかっている個体は雄である。
生息環境:
海藻の繁茂する岩礁域やその周辺の砂地に生息する。産卵期は11~12月とされる。
食性:
多毛類、甲殻類、軟体動物、小型魚類などを食べる動物食性。
その他:
刺網や釣りで漁獲されるが、資源量も多くなく、味もアイナメより劣るとされることが多いためか、あまり市場に出回ることはほとんどない。

1.ポイント

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とにかく、昆布根やホンダワラの中に生息しており、ウサギを釣る為にはとにかく仕掛けを昆布根の中に投入する必要があります。しかし、昆布漁が始まる直前の7月上旬頃は思いっきり密生しているので、なかなか昆布の中に仕掛けを落とす事が難しいため皆さん苦労して色々な仕掛けを考案しています。
その対策の一つとして釣り会関係者によって考案されたのがゴロネット仕掛け。昆布密集地の横の海草が少ない場所にコマセやイカゴロを打ち込み、魚を誘い出して釣ると言う方法ですが、潮の動きや打ち込む場所など、突き詰めれば判らないことだらけです(笑)

2.タックル

襟裳/黄金道路の釣りは他の投げ釣りとは全く異なり、タックルは魚を釣る為の性能ではなく、仕掛けや魚に巻きついた昆布やホンダワラに負けないだけの剛性と重い錘と大きな餌で遠投可能な性能が求められます。

竿
長 さ 4.05m~4.25mの並継ぎor振り出しでOK。
錘負荷 30号以上。出来れば33号~35号が欲しい。
ゴロネット仕掛やイカゴロ仕掛けだけを使い、中・近投だけなら、振り出しの33号で問題ありません。
ただし、最近は釣り人の手が入りづらい沖を、1本針の遠投で狙う釣りが流行っているので、このスタイルを目指すなら迷わず並継ぎをオススメします。
リール
ナイロンなら8号、PEなら3号以上が150~200m巻ければドラグ有りでも無しでも何でもOK。
ただし、安価なリールは海草との綱引きで壊れたり、魚をゴリ巻きで寄せる性能に劣るため、ある程度以上のリールをオススメします。
幹糸
これは好みの問題です。ヨシゾー的には中~近投メインならナイロン8号、遠投メインならPE4号以上をオススメします。
ナイロンラインは、魚を釣るだけなら5号もあれば十分でしょう。しかし、昆布との綱引きにも負けないで仕掛けを回収可能な強度が必要なので、8号が望ましいと思います。
また、PEはナイロンと同じ条件で使用するなら3号で十分です。しかし、遠投する場合は力糸も兼用するため、4号以上が必要だと思ってます。4号でも仕掛けとの接続部の結びをしっかりしないと直ぐ切れてしまうので、この結びには十分注意を払って結んだ方が良いでしょう。

3.餌

たぶん、虫餌でも身餌でも何でも釣れると思いますが、一般的には匂いがキツイく餌持ちが良いカツオか皮が硬く匂いもきついアカハラ(ウグイ)を使います。ただ、カツオは市販されているのですが、アカハラは市販されていないので、自分で釣ってこなければなりません。また、集魚効果と食わせ餌を兼ねたイカゴロも中~近投げでは重要で、イカゴロばかりに食いついてくることも多いです。

生カツオ
ソーダカツオの事で、これを3枚におろし頭に近い部分の皮が固い場所は食いが悪いので捨てて、皮の柔らかい部分だけ切り身にして使います。
切り身の大きさや身の厚さは人それぞれの様ですが、一般的には100円ライターの幅で、身は使用する針をチョンかけしたときに、針先が身から少し出るくらいが理想とされています。
ヨシゾーの場合、遠投で使用する場合は、少し小さめに切ってますが、カジカをメインで狙う場合は大きめに切ります。
カツオの血合い漬け
生カツオの頭から搾った血合いで切り身を漬けたもので、保存の再の脂焼けを防ぐ効果と血の匂い効果?があります。
そのほか、遠投の場合は身を締めるために塩をまぶしたり、更なる匂いをつける為におろしニンニクを混ぜたりもしますが、後はお好みで作ってください。
アカハラ
アカハラは匂いがキツク、皮も硬いので使い難い餌ですが、効果は絶大なようで、愛用している人も多いようです。餌としては40cm弱が使いよさそうな感じで、鱗を取らずに3枚におろして切り身にして使います。
イカゴロ
もう何も言うことが無いくらい絶大な効果を発揮する餌で、これが無くては始まらないという位凄い餌ですが、なんせ臭くて・・・・・・・。

4.釣り方

正直、仕掛けを投げ入れた場所に魚が居れば勝負は早く、直ぐに食ってくるので、魚の居そうな場所を嗅ぎ分ける嗅覚があれば魚は釣れます。

しかし、この嗅覚が・・・・・・。

この魚は基本的には昆布やホンダワラの中に居るので、この付近を攻めるのが鉄則ですが、一度釣られた場所に魚が入って来るには少し時間が掛かるようで、最近では誰も仕掛けを投入していない場所まで遠投する釣り方も流行ってきています。
しかし、ベテランは大物が釣れる場所を知っていて、とても素人は敵いませんが、とにかく釣り場に通って、そのポイントにあった釣り方、投げる方向や場所を自分で経験して確かめるしか方法は無いようです。

5.仕掛

とりあえず、ここを参考にしてみてください。